いつも押し寄せてくる野望のような気持ちに自分自身がついていけなくなってふらふらになる。これをしたい、あるいはなさねばならない、何者でもない自分が何者かであれるように。重くて大きいもやもやした空気。
今日も決断したことができなかった。明日もできないだろう。そうして折れる心を育んで行く。決めた日から何日経った?更に何回決めた?それで僕は今どこにいるの。
持っていないものこそ持っているように感じ、持っているものは十分でないように感じ、両手をあけたいと願っても幻影も事実も捨てることもできない。今までだってそうでしょう、これからだってそうだよ。またしばらくしたら振り出しさ。
時間を重ねることは成長要因がない現在ではただ老化して行くだけで得るものがない。なにもならないという日々を暮らして何もならないことを実感して行くだけで。さよならべいびー現実よ。来世にご期待ください。
でもね、それでもって思うことがあるからもがいているし、そしてまた僕は何かを得ることに決めたのだった。