何度でもあなたに会いに行こう。
何度でもあなたに言ってやろう。
何度でもあなたに乞い願おう。
自分だけだと思うなとよくある話。しかし、自分だけだと思った方がうまくいく。ポジティブなことについては。
では、自分だけと考えるとネガティブになってしまう場合は?願いの終着点に対する欲求、それが足りないのか、それともただのバカなのか。期待していたことがうまくいかない、それを裏切りというならば、本気で願ったものが叶わないことは現実に裏切られていることになるのだろうか。
年齢を重ねていく。あと三年で何ができる?
なんでもできるように思っていたけれど、いよいよ取捨選択をしなければならなくなった。……本当に?
奇跡を信じてしまうからいけないのだ。そこにあるのは可能性と分岐なのだ。僕が僕であることは、全てただ分岐の集合。そしてこれからも分岐し続けていく。
ただ僕らはその分岐を、意志の力でもってある程度動かすことができる。……動かせればいいなぁ、なんて。
ただそこにある、何かを見続けているんだ。
毎日目を逸らしているけれど、それでも見てしまう何か。そして、何度でも。