最近は両手をあけておく強さというものにはまっていて、まぁこういう気持ちというのは長続きすること少ないんだけど、今の気持ちを書き留めておくと、後悔したくないんだなーって。
しばらく長い間まともな約束ができず、約束をすれば怒られ、楽しむと落ち込み、後日なじられるという生活を続けていたことを振り返って、めっちゃ後悔したくないと思った。
正確には、後悔したくないと思ったのではなく（なぜならそこに後悔はなかったから）、ただそのまま両手をあけておこうと思っただけなんだけど。知らないところで何かが進んでいるのも気に食わないし、それが知らない間に完結してしまうのも気に食わなかった。僕はわがままだから。
欲しいものはどんどんなくなってしまうし、変わらないものなんてほとんどないと分かっているけれど、そこに選択肢を作れなかったのは悔しい。もちろん環境のせいだけにしているわけではない。その環境を蹴っ飛ばす選択肢が思いつかなかったことが悔しいのだ。
別にどうなったって良かったのだ。それは今思えばだけど、どうなったって良かったのだから掴みに行けば良かった。やらない後悔よりやった後悔だとよくいわれるけれど、そういうわけではない。選択する勇気がなかったのが悔しかった。これは選択しなかった後悔。選択だけは自由に与えられていたのに。
今度からは選択をしていくんだ。色んなものを捨てて。両手をあけて。
そうして何もなくなってしまうだろう。
それでもいいかなって、今は思うんだ。
